2024.08.27厚生連通信

2024年度 フレッシュ看護・介護職員研修会を開催しました

 JA長野厚生連は、8月8日にフレッシュ看護・介護職員研修会をJA長野県ビルで開催しました。この研修会は、勤続2~4年目の看護・介護職員を対象とし、日々のコミュニケーションの在り方を学ぶこと、また、これまでの看護・介護について内省し、これからの看護・介護実践に活かすことを目的としています。今年度は、同研修を3回開催(各回30名定員)し、総勢90名が参加します。

 午前の部は、清泉女学院短期大学幼児教育科 教授の塚原成幸 先生をお招きし「ユーモアコミュニケーションのすすめ」について学びました。人間関係を豊かにするために欠かすことのできないコミュニケーションの在り方について、楽しいゲームを通じながら、自然に笑顔になる関わりの大切さと難しさを体験しました。

 午後の部はファシリテーターが加わり「これまでに印象に残った看護・介護体験」について事前にまとめてきた事例をグループで発表し、リフレクションを行いました。省察とフィードバックによって、より価値ある経験へと広がり、看護・介護のやりがいが再確認できました。

 最後に「これから看護師として大切にしていきたいこと」をグループでまとめ、発表しました。キーワードとして「コミュニケーション」「笑顔」「寄り添う」「自己研鑽」などが挙がりました。これまでの多彩な経験を言語化し共有・ディスカッションすることで、多くの気づきに繋がり、学びに変わる良い機会となりました。

 参加者からは「コミュニケーションの技術について初めて知るようなことがたくさんあり学びになった」「今後の看護に活かせるような意見交換をすることが出来て良かった」「他の方たちの話を通して新たに気づくことがたくさんあり良い学びになった」と有意義な研修であったという声が多く聞かれました。 JA長野厚生連では、これからを担う若い力を、より良い医療につなげていけるよう、全面的にバックアップしていきます。

研修会の様子①
研修会の様子②
研修会の様子③