3月29日にJA長野厚生連佐久総合病院佐久医療センターにおいて、令和5年度の特定行為研修修了式が執り行われました。この研修は、地域医療及び高度医療の現場において、医療安全を配慮しつつ、特定行為に必要な専門的な知識及び技術を教育し社会に貢献できる有能な看護師を育成することを目的に行っています。2021年度から続いており、今回で3期目となりました。
研修施設代表としてJA長野厚生連佐久総合病院佐久医療センターの渡辺仁統括院長から修了証書が授与されました。挨拶では「皆さんに真剣に勉強していただいて、それを患者さんにコミットしていくことが非常に重要です。研修したことは皆さんの糧になると思いますし、挑戦することも非常に大事だと思います。新しいことに挑戦する、常に勉強していくという姿勢をぜひ活かしてください」と激励の言葉がありました。
また、修了生を代表し長野松代総合病院附属若穂病院の山崎香さんは「この特定行為研修を修了した後は自分の臨床での推断力や分担判断力を高め、重症化の予防や症状改善により患者さまのQOLが向上するように努めていきたいです。また、外来病棟を請け負っている医師の多重業務を少しでも改善できるように、同じ医療者として奔走したいと思っています」と決意の言葉を述べました。
5年度は8名の研修生が修了され、今後も地域医療に期待と信頼に応えるよう努めていきます。