佐久大学とJA長野厚生連佐久総合病院看護専門学校は2月22日、教育連携に関する協定締結式を執り行いました。本協定は、両機関の教育活動における包括的な連携・協力によって、地域の発展と保健・医療・福祉分野における人材の育成に寄与することを目的に結びました。
連携内容は、教員の相互交流、図書館をはじめとした施設、設備の活用、厚生連病院との多職種連携による交流のほか、看護学実習に関する協力などを予定しています。また、学生同士が互いに交流し共に学び合うことで視野を広く持つことや、多文化(海外)研修など国際的な活動にも一緒に参加できるような機会を作ることも検討しています。
協定書の調印に先立ち、佐久総合病院看護専門学校の渡辺仁学校長(佐久総合病院統括院長)は「今後、連携を深めていきながら、この地域の保健・医療・福祉のエキスパートを輩出していきたい。また、さらに多くの協定が結ばれたのち、多くの若者が佐久地域に集まり、共に学び共に成長して活躍することで、この地域がさらに発展することを願っている」と挨拶。
続いて、佐久大学の堀内ふき学長は「佐久は、世界から注目されている地域医療、地域ケアの先進地。ケアを進めるうえでの課題は山積みだが、その課題解決にも協力して皆で取り組んでいきたい。この度の協定締結が、両校にとっても有意義なものにしていくために、お互いにこれからも協力し進めていきたい」と挨拶しました。
なお、本格的な交流は、来年度からを予定しています。