JA長野厚生連は、9月21日にフレッシュ看護・介護職員研修会をJA長野県ビルで開催しました。この研修会は、勤続2~4年目の看護・介護職員を対象とし、日々のコミュニケーションの在り方を学ぶこと、また、これまでの看護・介護について内省し、これからの看護・介護実践に活かすことを目的としています。今年度は同研修を3回開催(各回30名定員)し、総勢90名が参加します。
午前の部は、清泉女学院短期大学幼児教育科 教授の塚原 成幸先生をお招きし「ユーモアコミュニケーションのすすめ」について学びました。人間関係を豊かにするために欠かすことのできないコミュニケーションの在り方について、楽しいゲームを通じながら、自然に笑顔になる関わりの大切さと難しさを体験しました。
午後の部はファシリテーターが加わり「これまでに印象に残った看護・介護体験」について事前にまとめてきた事例をグループで発表し「なぜ印象に残っているのか?」「この事例から何を学んだのか?」などリフレクションを行いました。
最後に「これから看護師として大切にしていきたいこと」をグループでまとめ、発表しました。キーワードとして「笑顔」「寄り添う」「チームワーク」「報連相」などが挙がりました。これまでの多彩な経験を言語化し共有・ディスカッションすることで、多くの気づきに繋がり、学びに変わる良い機会となりました。
参加者からは「今後の看護で活かせる内容であった」「患者さんのために何ができるか考えて行動に移すことは大切だと考えることができた」「同じ年代の方々と話し合うことが出来て、共感することも多く今後の仕事も頑張って行きたいと思った」と有意義な研修であったという声が多く聞かれました。
JA長野厚生連では、これからを担う若い力を、より良い医療につなげていけるよう、全面的にバックアップしていきます。