JA長野厚生連は7月8日、長野市の南長野医療センター篠ノ井総合病院で新病院整備第2期工事 北棟新築工事の完成を迎え、地元行政関係者、JAおよび厚生連の関係者、工事関係者の方々のご臨席のもと竣工式を執り行いました。
第2期工事は、「北棟 新築工事」と「中央棟 改修工事」を計画しており、平成29年(2017年)10月の第1期工事(本館棟新築工事)から進めてきた新病院整備事業が完了します。
このたび竣工した北棟は、地下1階・地上6階建、延床面積約8,676.23㎡のRC造で、「全室個室化」による患者プライバシー確保及び感染防止対策機能の充実。また、複数の棟に分散していた3病棟を3~5階の新病棟に集約することによる患者利便の向上及び医療従事者の負担軽減。2階には人間ドック等を行う健康管理センター、1階にはリハビリテーション機能訓練室の移設などによる機能充実。また、同じく1階にレストランやコンビニエンスストアなど病院アメニティの充実などを計画しています。
式典のなかで千國茂建築委員会委員長は「今回完成した北棟は、病院理念である『患者本位の医療の実践』を果たすため様々な工夫がされており、患者さんにとって便利で快適な療養生活を送っていただくことができる。今後予定している既存の中央棟の改修工事を進め新病院建設工事の総合竣工に向けて進めてまいります」。また、洞和彦代表理事理事長は「今後もニーズにお応えすべく様々な事業に取り組み、高度急性期医療を中心とした病院機能充実を推し進めてまいります」と挨拶しました。
第二期工事は、引き続き中央棟の改修工事を行い、完成は令和5年(2023年)12月の予定です。今後も地域の皆様が安心して質の高い保健・医療・福祉を受けられるよう努めてまいります。