JA長野厚生連は2月3日、2022年度介護福祉士第2回テクノエイド研修会を開催しました。
テクノエイド研修会は、患者さん、利用者さんの自立支援、介護者の負担軽減につなげるために、福祉用具の安全かつ効果的な活用技術を習得し、また個々の状況に合わせたアセスメントができるために、事例検討を通じ、指導者としての情報の共有と活用、新たな福祉用具の導入検討につなげることを目的とした研修です。職員のレベルにより中級、上級を分け年間2回の研修に参加し、その間、自部署の課題について取り組みます。そして、その成果を発表する場がこの事例発表研修です。
今回、この研修に参加した介護福祉士39名が発表を行いました。中級では姿勢の見直しからADL拡大につながった事例や移乗に係る負担軽減事例、上級では安全管理上の課題解決や福祉用具の選定の標準化などの発表がされ、お互いの発表を聞くなかで、新たな課題が見いだせたのではないかと思います。
発表の進行は介護部門の役職者が主に行い、課題と成果について管理者も共に考え、承認し、共有できる場となっています。
この研修を通じて、今後の質の向上、さらなる視野の拡大と次世代リーダーへの成長を期待しています。