厚生連通信

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第3回看護師研修会を開催 [厚生連ブログ]

2009年12月01日

 今年度の第3回看護師研修会を11月20日、JA長野県ビルアクティーホールで開催しました。

 東京大学文学部大学院人文社会系研究科教授であり、数多くの著書も出版されている上野千鶴子氏を講師に迎え、県下の厚生連10病院から看護・介護職員など約130人が参加しました。

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 午前は「当事者主権の立場から~ケアと人権」をテーマに、当事者主権の意識や、ケアの定義についての講演をしていただきました。
 講演では「ケアとは相互行為であり、ハッピーな介護者でなければハッピーな介護はできない」との考えから、介護する側と介護される側の意識の違いについて話され、当事者主権については「利用者本位」、「自立」と「自律」、「自己決定・自己責任」という言葉を挙げ、“わたしのことはわたしが決める”という考えについて話されました。

 参加者からは「ユーザー(当事者)目線で考えている部分に共感した」「ケアする側とケアを受ける側の権利を尊重しながら、お互いが満足できる相互行為として発展させることが課題」といった感想が寄せられ、普段の業務を振り返るよい機会となったようです。

 午後は「当事者主権の福祉多元社会へ~官・民・協・私の最適混合を求めて」をテーマに、日本における福祉の現状や、日本各地に展開するNPO法人について紹介されました。

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 参加者からは「自分の最期をどうしたいかを家族で共有できていないことが多く、もっと自分の死のあり方をオープンに話せる家族関係を築ける世の中になってほしい」「日本中どこでも安心して老後を過ごせる国になればいいと思う」といった感想が寄せられました。

 今回の研修会に参加したことで、急速に進む高齢化社会において、主権者である当事者(患者さん・利用者さん)が本当に求めている看護・介護とは何かを、上野氏の講演を通じて感じ取っていただけたのではないかと思います。


本所人事課 Y.I



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